1967年までオートレースは砂煙が舞うようなダートを走る競技だった。コースも広く現在のオートレースに比べ1周は300mも長かったようだ。今は最高110mのハンデが規定のようだが、当時はハンデが310mもあったw

海の向こうでは「Flat Track」という、平坦なダートコースで競い合うバイクレースが人気だ。実はMotoGPのチャンプであるマルク・マルケスもこの「Flat Track」出身だ。マルク・マルケス以外にもMotoGPライダーたちはプライベートでのライディングとして最も楽しんでいるのがこうしたオフロード走行だ。やはりライディングにおけるバランス感覚を大事にしているのかもしれない。

自分もバランス感覚を養えたのは学生時代の林道ツーリングが大きかった。荷重のかけ方や後輪をドリフトさせて力を逃す方法や轍の脱出方法など、色々学ばせてもらった。機会があれば是非オフロードに乗ってダートを走ってみて欲しい。ライディングの基本をカラダで覚えるにはオフロードが一番！ただ歳をっていたらやめといた方がいい。怪我しても

筋肉痛だってしばらく続くでしょ。無理はダメだって。勇気を持って道を譲りましょう。