失敗の最たるものは失敗したことを自覚しないことである。byトーマス・カーライル
The greatest of faults, I should say, is to be conscious of none.
映画『ランボー』の第1作「First Blood」はシリーズの中でも一番好きな作品だ。何故ならこの作品以降は重ねる度に荒唐無稽な話しになっていくからだw
主人公のランボーが警察署を脱走し、一般市民のバイクを奪って逃走するシーンがあるのだが、その際に跨っていたバイクが YAMAHA XT250だ。YAMAHAの4ストで初めてモノサスが採用されたモデルで、かつてオレも乗っていたことがある。1本のショックが車体の中心にあって、スイングアームと連結しているため良く跳ねるバイクなのだ。劇中のカーチェイスでも跳ねながら逃走していた。このモノサスは1973年にYAMAHA XT250でいち早くモトクロッサー譲りのサスペンションとして採用された。当時のオフロードバイクの中でもXT250は最先端のマシンだった。ちなみに兄貴分であるXT500はXT250とは違ってツインショック仕様だった。しかし、パリダカで優勝するなど戦闘能力が高く、ビッグオフブームの先駆けとなった存在でもあった。その優秀な単気筒エンジンは後にSR500/400へと転用されたことでも有名である。
この映画をご存知でバイク通の方ならお分かりの通り、よ〜く聞いてみるとこのXT250のエンジン音、バイクが4サイクルにも関わらず
2ストの排気音なのだw
どうしてこんなに単純な間違いをおかしたのか今では知るよしもないが、バイクに詳しいスタッフがいなかったんですかねw
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