電流火花がカラダを走る!ジロー〜♪
昭和の特撮変身ヒーロードラマの中でも、この「人造人間キカイダー」は異彩を放っていた。イタリアの童話「ピノッキオの冒険」が下敷きになっていて、不完全な良心回路を持つが故に振り回されてしまうサイボーグのお話しだ。何しろ善と悪が拮抗する左右非対称のデザインは唯一無二でカッコ良かった。
主人公のジローが跨るのは「サイドマシン」と呼ばれるサイドカー。ベースになっている車両は、当時の東京モーターショーに参考出品された「Kawasaki マッハⅢ 500GT サイドカー」だ。このバイクは非常に珍しいヒザを折り曲げて乗る「ニーラー」と呼ばれるバイク。車高が低いため、折り曲げた膝を乗せる為の台が付いている。見た目の乗車姿勢はとても窮屈そうで、ライディングがとても辛そうだった。全身赤と青のボディゆえに黄色いサイドマシンは見栄えが良かった。ドラマの設定では、最高速度が500Km/hで走り、水陸両用のみならず空まで飛べる仕様になっ・・
もう無茶苦茶やな!
空なんか飛ばんでも充分カッコいいのに、と当時は残念な気持ちになったものだったw アンシンメトリーって実はカッコ良いものなんだなぁと、自分の中の既成概念をぶち壊してくれた最初のキッカケはこの「人造人間キカイダー」で、そう言う意味では感謝してるドラマのひとつだったりする。
コレはあまりにも人造人間キカイダーのサイドマシンが好き過ぎて、みんなのチカラを借りて完全再現させてしまった人の動画です。
0コメント