乗れるもんなら乗ってみな!
全身ピアスにゴスメイク、パンクファッションにドラゴンのタトゥーというイカれた出で立ちでカフェレーサーに跨る女。それが映画『ドラゴン・タトゥーの女』のリスベット。
このリスベットが愛用しているのはHONDA CB350をカスタムしたカフェレーサーだ。日本での正式名称はドリームCB350エクスポートと呼ばれるバイクで、快適性や利便性を捨てさり、速度や旋回能力を高めるために改造を施したようなバイクになっている。これがまたエラくカッコ良いのだ。また小柄な女性のリスベットが乗ってるとミョーにクールだったりもする。実はこのリスベットが跨ってるバイク、もともとカフェレーサーに乗っているという設定があったわけではない。デヴィッド・フィンチャー版の前に製作されたスウェーデン版の『ドラゴン・タトゥーの女』ではオフロードバイクに跨っていた。リスベットの軽快でフットワークの良さを表現する為にあえてカフェレーサー仕様にしたんだと思うけど、それがまた余計に彼女のクールさを際立たせている。本人の演技力も勿論大事ではあるが、こうしたバイクの演出ひとつとっても、主人公の個性をより強調させていることを考えるとつくづくバイク選びは・・・
センスなんだな
と思い知らされる映画だったりもする。さて、オレは大丈夫かなwww
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