自分のカラダに合う合わないで言えばネイキッドバイクが一番。カフェレーサーではタンクに腹がつかえるし、SSじゃ腰がもちそうもないし、ましてやオフロードじゃ足が届かない。そう言う意味ではネイキッドバイクが最も姿勢の自由が効くし柔軟に乗れる。しかるにトム・クルーズですよ。

まあ、彼はどんなバイクに乗ろうがとにかく絵になる。ネイキッドバイクだろうがSSだろうがそのライディングフォームは世界で一番美しい。映画『ミッション：インポッシブル／ローグ・ネイション』では、山岳地帯の高速コーナーをドリフトさせながらも見事なハングオンを決めている。しかもノーヘルでグローブもせずに素手ですよ！前を走るバイクがまるで自分の獲物でもあるかのように、時には膝を擦りながら追い立てていく。

本人曰く「安全面は度外視して全開でドリフトさせた」と語るほどの余裕を見せている。美しいだけじゃなくライディングテクニックも素晴らしい。もう非の打ち所がなく・・・